大阪学院大学 外国語学部ホームページ
社会で活躍する卒業生の体験談や、留学中の学生からの現地リポート等が閲覧できます。

大浦 春菜 ― 多国籍・多文化な環境で視野を広げる ―


  こんにちは!私はオランダのフォンティス応用科学大学に留学している外国語学部2年の大浦春菜です。今回は、オランダでの留学生活についてシェアしたいと思います!


  まず、私が住んでいるのはオランダのVenloという小さな町です。首都アムステルダムから電車で2時間、ドイツ国境までわずか1駅という立地で、ヨーロッパの中心に位置しているため、ベルギーやルクセンブルク、ドイツ、さらにはヨーロッパ各地への旅行がとても便利です。オランダは9月中旬から肌寒くなり、12月にはジャケットなしでは外出できないほど寒くなります。


  初めてVenloに到着した時は、期待と不安が入り混じったドキドキの気持ちでした。私にとって初めての海外での長期生活であり、ヨーロッパ自体が初めてだったからです。しかし、到着してすぐにその不安は期待に変わりました。街並みやスーパーの商品、人々の暮らし、風景のどれもが日本とは違い、「これがヨーロッパか」と感動したことを覚えています。まるで映画やドラマの中にいるようで、日常の何気ない瞬間さえ特別に感じられる日々でした。


  私が住んでいた学生寮は、多国籍な環境が特徴的でした。スペイン人、ザンビア人、スウェーデン人など、様々な国籍の学生が共に暮らしており、私のルームメイトは台湾人でした。彼女たちの英語力は高く、最初はついていくのに必死でしたが、毎日の生活を通じて英語の語彙やフレーズを学び、今では日常会話には全く困らなくなりました。このような多文化環境で過ごすことは、自分の価値観を広げる貴重な経験でした。


  授業は少人数制で、6人や12人という規模のクラスで行われました。最初は英語での授業についていくのが大変でしたが、毎日努力を続けた結果、後半には問題なく授業を受けられるようになりました。日本の授業が一方向的であるのに対し、オランダ

では学生同士のディスカッションが多く、自分の意見を発信する力が鍛えられました。この違いは、個々の主体性や独立心を重視するヨーロッパの教育文化を象徴していると感じました。


  ヨーロッパでは旅行も楽しみの一つでした。オランダ、ドイツ、スイス、ノルウェー、フランス、イタリア、ベルギー、ルクセンブルク、ハンガリーと、合計9カ国を訪れました。特にクリスマスマーケットは印象的で、国ごとに雰囲気やフードが異なり、20箇所以上巡った中で飽きることはありませんでした。旅

行を通じて、ヨーロッパの豊かな歴史や文化に触れ、世界の広さを実感しました。一方で、日本の良さも再発見する機会になりました。例えば、日本の清潔さやサービスの質の高さは他国ではなかなか見られないものだと感じました。




  また、寮での生活や友人との交流も素晴らしい思い出です。年齢や国籍に関係なく、多くの友人と打ち解け、一緒に旅行したり、各国の料理を作り合ったりしました。毎週のように開かれるパーティーやイベントでは、それぞれの国の文化や価値観について知ることができました。このような経験は、日本にいるだけでは得られなかったでしょう。

  留学中、ホームシックになるのではないかと心配していましたが、信頼できる友人たちとの交流がその不安を消してくれました。特に、ルームメイトや隣の寮に住む友人たちは第二の家族のような存在で、一緒に旅行や食事を楽しむ時間が私に安心感を与えてくれました。


  20歳でこのような経験ができたことは、私にとって大きな財産です。英語力の向上だけでなく、多文化理解や新しい価値観を得ることができました。また、ヨーロッパでの旅行をきっかけに、今では旅行が趣味の一つになり、アジアへの旅にも挑戦してみたいと考えています。


  留学を通じて、私は日本と他国の文化の違いやそれぞれの魅力を深く理解しました。特に、日常の生活や教育、考え方の違いに触れることで、自分自身の視野を広げることができたと感じています。さらに、この経験を通じて得たスキルや視点を将来に活かし、国際的な場で活躍できる人になりたいと思っています。


  最後に、2年生の冬というタイミングで留学できたことを本当に幸運に思います。この経験が、今後の就職活動や大学生活の充実につながることを期待しています。留学を考えている方には、ぜひその一歩を踏み出してほしいです!



                                         2025年1月(2023年度生)